時期は3月春休み前。
将来に悩んでいる生徒へのエールをテーマに
高校1・2年生の全校生徒を対象に講義をしてきました。
場所は取手聖徳女子高等学校
ひまわりプロジェクトなどでご縁のあった黒沼先生のご紹介でこの機会を頂きました。
とはいえ進路指導とか受験勉強のコツとかは専門外ですし、
どんな話がいいかなぁと考えた結果、
結局自分自身の経験しか伝えることは出来ないなと、
自分が悩んだ時の話を中心にしてきました。
大学に進んでから取手に戻るまでの10代後半から20代前半は、
将来を漠然としか考えずに受験勉強に明け暮れていた高校時代の反動で、
東京大学に入ってからはろくに勉強もせず(ほんとにもったいない)、
目的を見失い、ふらふらしていた時期の話です。
「なんでこんなことをしなきゃいけないんだ」とか
「なんでこんな苦しい想いしているんだ」とか
「どうしてもっと考えておかなかったんだ」とか
思っていたその当時のこと、そしてその反省を赤裸々に話しました。
講義の後も、質問をしに来てくれる子もいて、
自分の高校3年生のときこんなにしっかりしていなかったぞ(笑)と、
感心してしまいました。
少しでも、子どもたちの将来に何かいい影響を与えられていればいいなと思いつつ、
高校生の将来に向き合う姿勢に、自分も背筋を伸ばすとてもいい機会になりました。