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取手市の街の魅力

なぜ取手市に住みたくなるの?
「自然体で暮らせる」街の魅力を
家づくり視点から

茨城県の最南端に位置する取手市が、首都圏からの移住先として注目を集めています。
取手市は5年連続で転入者が超過しており、特に若年層の移住者が増えています。
なぜこんなに取手市に住みたい若い人が増えているのでしょうか。
ここでは、移住先としての取手市の魅力を、家づくりの視点からわかりやすくご紹介します。

1.「ほどよく絶妙」 取手市の7つの魅力!

取手市で生活するメリットとして、生活の利便性がありながら、ゆるやかに自然とも調和して暮らしていける、「ちょうどいい」都心との距離感や自然の豊かさがあります。ここでは、通勤にも生活にも便利な取手市の魅力について、 7つのポイントをご紹介します。

1.都心まで好アクセス

取手市が都心からの移住者に人気の理由として、交通網の便利さがあります。JR常磐線取手駅は常磐線快速や千代田線の始発駅で、上野駅には通勤快速で最短34分、品川駅には直通電車なら最短 49分でアクセスできるため、首都圏なみの通勤時間が実現可能です。

始発駅なので座ってゆったり通勤・通学ができるのも魅力です。市内には関東鉄道常総線の駅が多数あるほか、関東鉄道バスやコミュニティバスなどの交通網が整備され、近隣のつくばエクスプレス線守谷駅やみらい平駅へのアクセスも良好。国道6号線や 294号線、常磐自動車道などで車移動もしやすく、交通手段の選択肢が豊富です。

2.便利で快適・健康的な暮らし

取手駅の駅ビルには大型書店やスーパー、100円ショップやドラッグストア、お惣菜やデザートが買える各種専門店、ファミリーレストランやコンビニエンスストアなどが入っています。駅直結のテナントビルには、取手市役所の出張所のほか、深夜0時まで営業の大型スーパーもあり、日常の買い物や手続きなどが便利です。

取手駅前の再開発が進んでおり、2026年に西口前に大型マンションと商業施設が完成予定など、取手駅周辺はこれからますます便利になっていくといえるでしょう。駅前以外にも 2025年に大型ショッピングモールがオープン予定となっており、現在も大型スーパーやドラッグストア、ファミリーレストラン、コンビニエンスストアなどが市内に多数あり、大きな駐車場を併設している店も多いので、買い物などに便利で暮らしやすいのが特徴です。

取手市は市民の健康維持や地域医療の充実に力を入れており、取手駅からすぐの場所には医療モール、健康づくりや子育て支援を目的にキッズプレイルームやトレーニングジム、市の保健センターなどを備えた取手ウェルネスプラザがあります。中核病院である JAとりで総合医療センターでは、近年 ICU、産科・小児科の施設が一新されました。救急・ ERも 24時間受け付けています。
※小児救急診療は、深夜 23時より翌朝 8時半までの時間帯は、救急搬送される重症患者のみ。の代表的なものには以下のような種類があります。

3.朝市&地元野菜が並ぶ大型スーパー・直売所

取手市に移住する大きな魅力は、地元の新鮮野菜です。市内の大型スーパーのほとんどに「地元野菜」のコーナーがあり、地元の農家から直接仕入れた新鮮野菜が手軽に入手できます。また、朝市も定期的に開催されており、軽トラが並ぶ下高井の朝市や小文間の朝市などでは、とれたばかりの新鮮野菜が並びます。ほかにも市内 18カ所の農産物直売所では野菜のほか、野菜苗や果物、漬物やジャムなど、地元のおいしい農産物が手に入ります。

4.アクティブな週末も、スローライフも、両方叶う

利根川と小貝川の二大河川が流れる取手市では、豊富な水系資源を利用し水辺を活かした街づくりを目指す「かわまちづくり」という活動に参加しています。小貝川や利根川の堤防にはサイクリングロード整備され、土日祝日に無料で自転車の貸し出しを行う市営のサイクルステーションもあり、週末は子連れで賑わいます。

河川敷を利用した利根川の緑地公園にはデイキャンプ場やBBQ場、野球場やサッカーグラウンド、テニスコートなどが整備され、週末は子どもや運動をする市民の姿がたくさん見られます。小貝川河川敷のリバーサイドパークには、季節ごとの花が咲くフラワーカナルやボートクラブや乗馬クラブ、マウンテンバイク場などがあり、乗馬やカヤック体験など、豊かな自然に親しみながらアクティブな活動ができる環境が整っています。

取手市には桜の名所も多く、お花見スポットが充実しています。特に国道294号線と平行に市内を横断する幹線道路、ふれあい道路沿いは約33kmにもわたる桜並木で、春のドライブルートとして人気です。また、取手市には市民農園として市内 10か所の貸農園があり、たっぷり自家製野菜を育てるスローライフが楽しめます。

5.共働きでも子育てしやすい街

取手市には、公立保育所が5カ所、私立保育園が8カ所、事業所内保育施設が1カ所、認定こども園が 11カ所あります(2023年1月現在)。厚生労働省による待機児童数の状況調査「保育所等関連状況取りまとめ(令和4年4月1日)」によると、取手市の待機児童数は令和3年度および令和4年度ともにゼロとなっています。また保育園や認定こども園の空き状況が取手市のホームページから確認できるため、春の入所以外の時期でも預け先を探しやすいなどの工夫がされています。

取手市の小学校就学以降の預け先は、保護者が仕事をしている間にお子さんを預かる「児童クラブ事業」と、子どもたちが放課後安全に過ごせる場としての「放課後の居場所づくり事業」の役割を兼ねているため、親が就業していなくても利用が可能です。子どもが小学生になったタイミングで親が仕事を探す場合などにも利用でき、共働きで子育てがしやすい環境が整っているといえます。

6.市が移住者を応援!取手市の移住支援制度

取手市では、子育て世帯や市内就業者をはじめとする市内への移住者支援の取り組みとして「とりで住ま入る(スマイル )支援プラン」を用意しており、取手市内に新築住宅取得で最大 50万円、中古住宅購入に伴う改修工事で最大 40万円の補助をしています。また、コロナ禍によるテレワークの普及で地方へ移住を検討する方へは、「取手市テレワーク移住促進事業補助金」や「わくわく取手生活実現事業補助金」など、併用可能な他の補助制度も導入しています( 2023年 1月現在)。支援制度のくわしい要件については取手市のホームページで確認できます。

また、取手市は首都圏や近隣の守谷市やつくば市に比べて土地価格が手頃で若い子育て世代が戸建て住居を入手しやすいという魅力もあります。取手市の土地購入や土地の選び方についてはこちらの記事をご覧ください。

7.アートと手仕事、歴史に親しむ街

東京藝大取手キャンパスがある取手市では、「アートのまち取手」としてまちづくりに取り組んでおり、とりでアートプロジェクトや芸術家アートシップ事業など、子どもの情操教育や市民がアートに触れる機会を大切にしています。取手駅ビル4階にある「たいけん美じゅつ場 VIVA」は、取手市と東京藝術大学が連携した文化交流施設です。優秀な卒業制作作品や大学美術館が保管する作品を公開展示しているほか、対話型鑑賞プログラムなどのアート講座を行い、市民や子ども達を中心にアートを介したコミュニケーションの場づくりに積極的に取り組んでいます。

その他にも取手市では、アートフェスや手作りマルシェなどで市内在住のアーティストやハンドメイド作家の作品が販売されているほか、ひなまつりや取手大祭、取手花火大会など、歴史ある伝統行事が大切に継承され、市民活動の一環として手仕事に取り組む活動も盛んです。「ものづくり」を通じて人とつながり、ともに楽しみ身近に味わう昔ながらの文化が、新たな若者カルチャーを取り込みながら生活に根付いています。

2.「余白を楽しめる、ちょうどいい田舎」|移住者に聞く取手の魅力

実際に取手市に移住してきた方は、どのような理由で取手市を選んだのでしょうか。ここでは、2016年に東京都から移住し、古民家でレストラン を営む「季節野菜のごはんやさんテンサン」のマスターに、取手市に移住を決めた理由や、住んでみてわかった取手の魅力についてお聞きしました。

Q1 どうして取手市に移住しようと思ったのですか?

結婚を機に、新天地でお店を開くための場所を探していました。当時勤めていた東京と、妻の地元の取手、自分の地元の山梨を候補地として考えていました。不動産を探していた時に担当していただいた山森さんや、貸店舗のオーナーである住まい工房ナルシマの成島社長の家づくりや街づくりへの思い、地元の人とのつながりの温かさや、街の人の面白さに惹かれたのが決定打になって取手に住むことに決めました。成島社長や山森さんは、家づくりだけじゃなく町おこしというか、街全体のことを考えて、自分たちの住んでいる街や人を応援しようという気持ちの強い人たちで。そういうところにすごく惹かれました。自分もそこに参加してみたいと思いました。

Q2 移住者から見た取手市の魅力について教えてください

取手が地元の人たちに街の特徴を聞くと、ほとんどの人が「なにもない」って答えるんですよ。外から来た僕にとってはこの広い空と地平線が毎日感動するくらいすばらしいもので。東京はもちろん高層ビルが建ち並んでいるし、地元の山梨も山に囲まれているので、意外と空が狭いんです。冬なんてすぐ暗くなっちゃう。そういう風景を見てきた人間からすると、取手の空はとんでもなく広いです。朝太陽が昇って、日が沈むまでがさえぎるものがない開放感。地平線に沈む夕日なんて本当に美しくて、一日の仕事の疲れなんてふきとんじゃいます。これを「なにもない」って言いながら毎日味わってるなんて、取手の人は贅沢です(笑)。僕に言わせれば、ここには「余白」というすばらしさが「ある」んです。 地元の人だと当たり前すぎてかえって気づかないのかもしれません。

子どもを連れて公園とかお花見とかに行っても、人がぎっしり密集することがない。コロナ禍でこれは本当にありがたくて。人が密集しないので、遊具でも広場でも、順番待ちとか、ほかの子とぶつかる心配とか、子どもの写真を撮っても周りの人の映り込みを気にするとか、そういうことが全然ないんです。これって子育てするうえですごくストレスフリーです。賑わっている人気のスポットも車に乗って少し行けばあるし、自分で選べるんですよね。子育てにしろ、街づくりにしろ、自分で選べる、自分で工夫する余白がある、というところが取手市のすばらしさだと思います。

工夫する余地といえば、地域の方のモノづくりに対するこだわりや工夫もすばらしいと思います。スーパーで普通に売っている地元野菜が本当においしいです。知り合いの農家さんに聞いたら、野菜でもお米でも健康にいいもの、おいしいものを、プライドを持って作っていらっしゃる。ある取手の農家さんが自分の作った米を農大の研究所に持っていって調べたら、魚沼産の特 Aランクと同じレベルだった、という話も聞きました。そのくらい非常に高い技術レベルのものが安価に手に入る。これも地元の人にとっては当たり前かもしれないけれど、取手市のすごいところだと思います。

Q3 実際に住んでみていかがですか?

移住を決めた理由のひとつに、家族との時間を大切にしたかった、というのがあります。通勤時間もないから、手が空いている時には子どもと遊んだりできるし、木を植えたり、庭の片隅で野菜を育てたり、棚を作ったり、本当に自由にやらせてもらっています。休みの日も子どもと一緒に家庭菜園や日曜大工をしたりしていて、生活と仕事が一体になって、楽しみながらバランスよく生活できている感じがします。

Q4 取手市の子育て環境について教えてください

子どもが通っている保育園は園庭が広くて、体を思いっきり動かして遊んでいます。友達の家族と誘い合って子連れで星空観察会をやったり、近所の人の畑で芋ほりをさせてもらったり、自分たちで作り出していくオリジナルの子育ての楽しさを味わえる場所だと思います。それは店舗を貸していただいている住まい工房ナルシマさんの家づくりにも通じるものがあると感じます。取手は家づくりもものづくりも子育ても、人と人がつながって一緒に作り出して楽しむということが根付いている土地なのかな、と思います。

ここから始まる家づくりの物語
夢が形になる感動と喜びをいっしょに

ここでは、地元取手市で家づくりを100年以上続ける、住まい工房ナルシマの考える取手市ならではの家づくりについてご紹介します。

1. 取手市ならではの家づくり

取手市の家づくりの特徴として、広い区画を活かした余白のある家づくりが挙げられます。たとえばナルシマで家づくりをされるお客様は、広い庭を使って家庭菜園を楽しんだりされる方も多いです。ナルシマには不動産事業部もありますので、お客様の遊び心や余白を楽しむ生活に寄り添ったご提案をさせていただきます。

2. 自然体で暮らす居心地のいい高気密・高断熱の家、職人と作る無垢の木の家

取手市の気候の特徴として、都心に比べると冬の体感気温が低いことが挙げられます。筑波おろしの北風も強く、隙間風などで冬の家屋の寒さに悩む方も多いようです。住まい工房ナルシマの注文住宅は、自然体で暮らせる居心地のいい家が特徴。高気密・高断熱の性能のいい家は、冬は暖かく、夏涼しい環境を作ります。また、住まい工房ナルシマは自然素材とそれを引き立てる職人技も特徴。床や階段や吹き抜けの手摺はサラッと心地よい無垢材の肌触りです。外壁の塗り壁、室内の漆喰塗料は、光を柔らかく取り入れ、また古紙を原料にした断熱材など、素材に気を遣うことで、空気環境も整えます。職人の手仕事による丁寧な仕上がりをぜひ五感で体感してください。の家づくりの特徴として、広い区画を活かした余白のある家づくりが挙げられます。たとえばナルシマで家づくりをされるお客様は、広い庭を使って家庭菜園を楽しんだりされる方も多いです。ナルシマには不動産事業部もありますので、お客様の遊び心や余白を楽しむ生活に寄り添ったご提案をさせていただきます。

3. 三世代交際、長く住める家とお客様との関係

材木を扱う材木店の成島商店は明治時代の創業です。住まい工房ナルシマは、木材を大切にする家づくりと暮らしを提案する工務店として成島商店から独立し、以来成島商店とともに地元取手でずっと地域のお客様の家づくりに携わってきました。先代、先々代の頃から三世代にわたってお付き合いのあるお客様も多くいらっしゃいます。おじいさま、おばあさまの代から受け継いだ家屋をお孫さんが二世代住宅に改装したり、空き家物件として出ている趣ある古民家をアイデア満載で自由に改装したり、といったこともあります。また、定期的なメンテナンスや夏休みの親子工作教室、地元のハンドメイド作家さんと共同で開催するてまひま市場など、ものづくりを通して、地域の方やお客様との継続的なつながりを大切にしています。

自然体で暮らせる家づくりの事例

角地に立つ大家族が仲良く暮らす家

「子どもたちが独立して家庭を持った時、いつでも揃って遊びに来られる、大きくてしっかりした家をつくりたい」。そんなご主人の思いから、S様の家づくりは始まりました。3世代同居、総勢7人の大家族の暮らしを託す家。それは未来の心の拠り所となる家でもあります。「家族と一緒に家にいるのがとにかく楽しい」とおっしゃるご主人。その明るくにぎやかな暮らしぶりをご紹介します。

SMILE×FAMILY

無垢の床材に白と濃い茶色の木目

素材とディテールが調和する至福の空間
白一色のシンプルな外観のS様邸。一歩中に入れば、細部までこだわりぬいた美しい空間に目を奪われます。レンガ貼りのサイドウォールを備えたオリジナルのキッチンを中心に、白とブラウンを基調にしたコーディネートでインテリアを統一。色と素材の絶妙なバランスが、心安らぐ空間を創りだしています。自由設計ならではの個性を活かしたクリエイティブな家づくりです。

More than bliss ディテールに想いが宿る家

まとめ

取手市は都心へのアクセスが良く、生活に便利で、子育て環境も整っており、若い子育て世代に人気の移住先です。取手市の魅力や、移住者の声、取手市ならではの家づくりなどについてご紹介しました。これから取手市に移住したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。