ナルシマでは時間をかけてじっくりとお話を伺い、心をひとつにして取り組んでまいります。
また、住まいが完成してからもお付き合いは続いていきます。
ナルシマはどんなときでもお客様を第一に考え、
ご家族皆様の安心・安全の暮らしがいつまでも続くよう、家守りを続けていきます。
最初の打ち合わせでは、まずお話しをじっくりと伺います。また、ナルシマの家づくりの考えもお伝えいたします。ですから、とても時間がかかります。もちろん、一度で話しきれない場合もありますので、何度でも打ち合わせを繰り返し、お話を伺います。
家づくりのテーマやコンセプトを考えます。「吹き抜けのある家」など、名前を付けて考えるといいアイデアが出てきます。決定したテーマをもとに、簡単なスケッチをつくり、大まかなイメージを確認します。お客様の思いがどう表れているか、一番大切で楽しい時間です。
高気密・高断熱の家づくりをご提案しているナルシマは、お客様のライススタイルや家のイメージによって工法をお選びいただいています。もちろんどの工法で建てても冬暖かく、夏は涼しい快適な家になります。
お客様のご予算に応じて、マネープラン(資金計画)のご提案をいたします。新しい家で始まる生活設計に基づいて、無理なくもっとも有利な資金計画を考えます。
家づくりの大まかな方向が見え、ご予算の目処が付いたところで地盤調査を行います。地盤の強度を調べて補強などが必要ないか確認します。また敷地調査では、法律的な制約のほか日当たり・風通し・近隣環境など細かくチェックしていきます。
図面によるご提案を行います。お客様の思いを、現実の土地環境や条件に合わせて作ったものです。もちろん、家族構成の変化や将来の変更なども想定したプランをご提案いたします。
ご提案したプランに基づいて概算予算をご提案いたします。使う部材や設備機器によって金額は変わりますが、おおよそ予定の予算内に収まっているかどうか、ご確認いただきます。
予算が決まりましたら業務委託契約を交わします。いよいよここから、本格的な家づくりのスタートです。
ほぼ決定した図面を、担当役所に提出して建築確認をとります。構造や強度など、設計が公的基準に適合しているか検査します。
キッチンやバスルームなど、設備機器を選びます。カタログでわからない場合は見本を取り寄せたり、メーカーさんのショールームにご案内することも可能です。 給排水は、土の中や構造に隠れてしまう配管・配線の位置を決めるため、早めにお打ち合わせをします。
床・壁・天井の部材、建具等を選びます。材木屋がルーツのナルシマは、木や自然の素材を使ったご提案が得意です。本社のショールームで、目で見て手で触れてお選びいただけます。
図面・設備・部材が決まると「建築請負契約」を結びます。実際の建築が始まる、本契約です。契約完了後、社内で担当者間の引き継ぎ、職人会との打ち合わせを行います。ナルシマでは施工に当たる職人会など常に信頼できるメンバーと一緒に家づくりを行っております。
家を建てる前に、工事の安全と建築後の家内安全を祈願するのが地鎮祭です。もちろん地鎮祭を行うかどうかはお客様の自由です。地鎮祭が終われば、いよいよ着工となります。
地盤調査に基づき、必要な場合はくい打ちなどの補強を行い、基礎の着工となります。永く安全な暮らしのために、ナルシマの基礎は頑強なつくりとなっております。鉄筋の数などぜひ現場でお確かめください。ナルシマでは施工の途中で何度かお客様立会いの検査を行っており、基礎の完了確認はその最初になります。
出来上がった基礎の土台を載せ柱をくみ上げていく事を、上棟と言います。施工順にあわせて搬入された構造材が立ち上がっていく様は感動的です。ムダなく黙々と仕事をする職人さんの阿吽の呼吸はお見事。上棟現場は職人さんのウデが光る劇場のようです。
床〜屋根の構造、断熱工事〜内装へと工事は進みます。思い描いていた家が形になって表れるのはワクワクするものです。現場の職人さんはウデも人柄も一流。聞きたいことは遠慮せず相談してください。棚を増やしたいなど、できることであればご対応いたします。
C値とは気密性能を測る数値で「値が小さいほど隙間のない家」ということです。ナルシマの職人の自慢はこのC値が非常に優秀だということ。公的基準では2~5c㎡/㎡程度ですが、ナルシマでは0.3c㎡/㎡が当たり前。つまり公的基準の10倍以上の優れた気密性能を実現しているのです。
設計時に想定した換気量が確保できているか、実際に測定を行います。換気と高気密はいわばセットのようなもの。高気密の家だからこそ換気も正確になり、快適な空気環境が保たれるのです。
建材に含まれる有害物質が空気中に出ていないか、検査を行います。もともと素材は自然素材か基準に適合したF☆☆☆☆のもの以外は使用していませんが、「安全であること」を数値で実証し、お客様に安心していただいています。
施工中についてしまったキズなどを女性の目線で念入りにチェックします。すべての測定で性能が実証され、検査が終了したところでお客様の立会いで検査を行います。
いよいよお引渡しです。お引渡し時には玄関前にて鍵をお渡しするセレモニーを行います(任意)。最初のお打ち合わせから施工まで、完成に至る期間を振り返ると、万感の思いが込み上がり涙ぐむお客様もいらっしゃいます。涙もろいナルシマも一緒にウルウルしたりします。多分この瞬間が好きだからこの仕事を続けているんだとつくづく実感します。
ご入居いただいてからも、お付き合いは続きます。日々のメンテナンスや長期的な補修の計画、リフォームの想定など、50年、100年先まで考えてナルシマは家づくりをしています。どんなときでもお気軽に声をおかけください。