取手は古くは、利根川の水運が交差する水戸街道の宿場町でした。1970年代から東京都心のベッドタウンとして開発され増加した人口は1995年をピークに減少。
都心回帰現象や子供が成長して家を離れるケースも多く見受けられ、取手市内においても空き家が多く見られるようになってきました。
ここ取手の地で「地元の街で一所懸命」のナルシマは創業当時から、地域を元気にすることをスローガンに家づくりを行ってきました。
そんなナルシマの活動と「アートのまち取手」としてアートで街を元気にする取手アートプロジェクト(TAP=TorideArt Project略)が出会ったのは自然の流れだったのかもしれません。
市民と取手市、東京芸術大学の三者が共同でを行なうこの事業に、ナルシマは建築のプロ、施工会社として参加共業するだけでなく、地域に根ざすナルシマのつながりからお客様とアートを結びつけています。
今、アートとナルシマの縁づくりが、取手に新たな息を吹き込んでいます。
長い間空き家だった、入母屋造りの古い農家屋敷。
レストラン開業のため居ぬき物件等を探していたテンさんは、農家屋敷を見て一目ぼれ。
数人のお友達に手伝って頂き、自らの手で床や壁を解体。
古材を利用しながらも、懐かしくほっと落ち着ける佇まいのレストランが完成しました。
ナルシマが手掛けた空き家再生建築実例をご紹介いたします。