明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

社長として、初めての新年を迎え、
取手の八坂神社にて、社員・棟梁会一同とともに
安全祈願を行ってきました。

1月号のFINEPLACEでは、新年のご挨拶として、
「第一の場所を守り、第四の場所となる」という
今年の目標を掲げております。

私たちは「第一の場所＝家」をつくる仕事をしています。家は家族の原点で、心のよりどころであり、だからこそ、プロフェッショナルとして、家族にとって一番大事な「家」をつくり、守る仕事をしていきたい。そして、その先で、「第四の場所＝つながりを感じる場」として、何か困りごとがあったとき、嬉しいことがあったとき、寄り添い気持ちを共有できる場所になりたい。

「第一の場所を守り、第四の場所となる」にはそんな思いを込めています。

1月1日。石川県能登地方を震源とした地震がありました。
連日ニュースで報じているように、地震による建物の倒壊・火災・津波・土砂崩れにより
街の状況は見ているだけでも、言葉にならないほど悲惨な光景が広がっていました。

今回被災した地域に私の大恩人がおります。
長く地域に根差して街づくりをされている方で、
昨日連絡を頂いて、少しだけやり取りをしました。
やり取りの最後に、
「この難局を乗り越えたら、喜びがもっと大きいと思う」
とおっしゃっていて、希望と勇気を奮い立たせていることを感じました。

それを聞いて、改めて、地域に根差す工務店として、
災害に負けない家をつくり、災害時でも支え合えるつながりを地域に根差して作ること、
が使命であると、より一層強く感じています。

私たちは私たちが出来ることを、誠実に、真摯に、まっすぐに。
今年も１年よろしくお願いいたします。

株式会社住まい工房ナルシマ
代表取締役　成島　大敬