こんにちは、大敬です。
子どもの頃の話。
小学校の頃まで、材木屋成島商店と私の家は廊下でつながっていました。
成島商店は父である会長の生家で、昔ながらの田の字に和室がつながっている造り。
そこから廊下を通って、リビングと小上がりのダイニング、奥にキッチン。
廊下の横から個室につながるような家でした。
(うまく伝わりますかね?)
家に帰るときも商店の玄関から商店の中を通り、
打合せのテーブルの横を抜け、事務所のカウンターを抜けて、家の中に入ります。
知らない大人の人(当然、商店のお客様ですが笑)がテーブルのところで話していても、
それが普通。(商店のお客様なので、もちろん普通なのですが笑)
そんな家だったので、大人に囲まれる環境には恵まれていたと思います。
地域に根差して家族だけでなく、みんなで助け合い生きていくというような
今の自分の考えの根幹は、そういう小さい頃の環境での経験に裏打ちされているのかなと
最近はよく考えるようになりました。
おかげで、ずーっと家の裏口だと思っていたところが、実は家の玄関だったということを
家が建て替わった今になって気づくという特殊な経験が出来ました(笑)
この経験に共感してくれる人はなかなかいないのですが、
共感できたときには、そうそうそう!知らない大人いっぱいいた!、と盛り上がること間違いなし。
我こそは同じような環境にいたぞ!という方、お待ちしております(笑)
いまはその商店はリノベーションして、
築100年以上経つ古民家の断熱リノベーション事例として
予約制でお見せしております。
断熱のリノベーションをしたいという方は
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