こんにちは、大敬です。
振り返るといつの間にか取手に帰ってきて6年が経とうとしています。
疲れた時にふらっと立ち寄って店主さんに相談しながらご飯が食べれる飲食店や、
同じようにものづくりを頑張っている人たち、
子育てするお母さんの居場所を熱い想いで運営している人たちなど、
素敵な人とのつながりが増えてきています。
こっちに来る前に、妻と二人暮らしをしていた頃には、
取手よりも都会で、便利な街で暮らしていましたが、
そういうつながりって全くなく、どこか味気ない暮らしだったなぁと。
そんなことから、
なんで便利な街だったのに魅力的に感じなかったんだろう?
なんで今の方が街に出かけたりするんだろう?
住みやすい街の魅力って何?
と考え、僕は「人とのつながりが街の魅力を生みだす」と考えるようになりました。
便利な施設が無くても、人との出会いの機会がいたるところにあって、
ネットで調べなくても、人からの情報で、自分に合ったいろんな場所を知ることが出来ると
それだけで生活は豊かになると思っていて、
そういう「人とのつながり」を提供できるのは、実は地域に密着する工務店なのでは?と思っています。
移住して家を建てる人にとっては、工務店は「第一村人」であることがほとんどで、
しかも家づくりの過程で、その人の趣味や好きなものというものが自然とわかってきます。
そんな時に、「こういう素敵なお店がこの街にはあるよ」
「あなたの趣味に合いそうなこういう面白い人がいるよ」と、
工務店がその人にあったおススメできる地元のお店や人を紹介してあげられると、
その後の暮らしはより一層豊かなものになりますよね。
住みやすい街というのは、
案外そういう人と人との情報交換の中から
生まれることもあるのではないかな?
地域に密着した工務店だからこそ、
単なる家づくりだけでなく、
そういうことを伝えることで
人生を豊かにすることが出来ればいいな。
と思いながら、今日も行きつけのお店に足を運ぶのでした。