こんにちは、大敬です。
入社して初めてのお客様のことを今でも覚えています。
今日はその思い出の話です。
大学から建築を学び、東京でも設計事務所にいましたが、
その当時は木造住宅のことは全くわかりませんでした。
そんな僕が最初に頂いた仕事はリフォームの仕事でした。
25年ほど前にナルシマで増改築したお施主様で、
連絡を頂いて伺うと、いまは奥様がおひとりで住まわれていました。
家と家の間のほそ~い小道を抜けたところにあるお宅で、
塀の塗装や和室の左官の塗り替え工事を請け負ったのを覚えています。
初めての現場監督は何をすればいいのか全く分からず、
左官工事の後のコンセント取り付けを
知らない間に水道屋さんがやってくれたり、
だいぶ職人さんに助けてもらった記憶があります苦笑
それでも自分の出来ることを最大限やって、
ナルシマの仕事で最初に感謝の言葉を頂いた瞬間は
嬉しかったのとほっと安心したのを覚えています。
工事が完了したときに、近くに住まわれている息子さんにもお越しいただいたのですが、
そのときに「これ、どうやって処分したらいいのかわからないの。相談にのってもらえる?」
と見せられたのが、息子さんが過去に使っていたという天体望遠鏡。
その望遠鏡の雰囲気が素敵で、
「処分するつもりなら、もしよろしければ頂いてもいいですか?」
といって、こころよくお譲り頂きました。
そんな思い出の望遠鏡。
いまはムクのミセのインテリアとして置いてあります。
お越しの際はぜひ見てみてください。