「大きな庭で花や野菜づくりができる郊外の平屋での暮らしを楽しみたかった」とおっしゃるS様の奥様。2棟目の家づくりは、理想のセカンドライフをゆったりとゆとりある暮らしを実現するために、土地選びから家づくり、庭づくりと趣味を活かした暮らし方、すべてにこだわりを詰め込みました。自然体で暮らす家づくりに共鳴いただき、一生かけて楽しむという家づくりがスタートしました。
S様は今回人生で2棟目となる家づくりでした。
1棟目は家族の成長を見守り暮らす「成長する家」。お子さまたちが巣立って行き、夫婦二人となった今回は「終の棲家」というよりもセカンドライフを楽しむための「はじまりの住処」と言えるでしょう。
休日や時間のある時に自分のペースでゆっくりと庭をつくり花や緑を愛でる。家庭菜園で自ら育て採れた野菜で料理をする。
平屋の家でゆったりと過ごすイメージを持ち探し当てた土地がこの場所であったとのこと。
玄関側の北面には石を配置し、樹木と花を少しづつ楽しみながら植えてますと笑顔の奥様
建物西側の正面の板張りはナルシマの事務所を見て、板張りにしたいと決められました。
S様邸のシンボルツリーでもある梅の木はこの土地に生えていたものをそのまま残して家を新築。対となった台形窓から室内からも梅の木を楽しめます。
南面には広く大きな庭があり野菜づくりを少しづつ始めたところ
広く大きなウッドデッキに、午前中に収穫した自家製野菜を置いてしばし休憩、シンボルツリーの梅でつくった梅ソーダが美味しそう
奥様にとって平屋の魅力は「自分で手入れできる大きさで、こだわりのある家づくりができること」。
最もこだわったのは石積みの壁でした。当初は大手ハウスメーカー2社に設計依頼までしていましたが木造住宅の壁に石を積み固定するのは難しいということで実現に至らなかったとのこと。
諦めかけていた所、ご主人のお知り合いを通じてナルシマに相談。弊社が提案したのがモルタル造形で自然石を再現することでした。
はじめてS様邸を訪れた方は本当の石積だと思われてモルタルだと知ると驚くのだそうそれもそのはず、造作は某アミューズメントパークも手掛けているアーティストさん、石積のカタチの中に奥様の好きなワンちゃんのキャラクターが隠れてるのがわかりますか?
モルタル造作の石積み壁には「質感も十分で、満足しています」とほほ笑む奥様。
ほかにもタイル張りのキッチンカウンター、庭を一望する大窓、外壁の板張りなどやりたいことはとにかく相談していただきました。
「大敬社長は私の意図を理解して最適な方法を示してくれました。現場で佐藤卓也棟梁にお願いしたこともあります。こだわる部分と割り切る部分も一緒に考え、納得のいく家づくりができました」
最初は単純な平屋で考えられていたS様でしたが、ナルシマの家の特長でもある屋根勾配なりの一室大空間でも夏涼しく冬暖かく過ごせる断熱性能と、そのことによって生まれたロフトスペースも嬉しかったとのこと。思い入れの詰まった家で充実した時間を過ごされています。
手づくりの趣味が多彩なことも、奥様らしい暮らしの特色になっています。
ご結婚当初は和洋中それぞれの料理教室に通い、パッチワークは現在のお仕事にされているほど。ナルシマ本社で開催されているアイシングクッキーや編み物教室にもご参加いただいています。「家のことだけでなく、暮らしに関わるいろいろなつながりを広げられたのは予想外でした」と喜ぶ奥様。
「住み始めてから気づくことも出てきます。大感謝祭など気軽に相談できる機会があるのは良いですね。庭や畑の手入れには時間をかけていきたいですし、家の維持管理も続きます。建てた後も寄り添ってくれるナルシマさんにして良かったと、改めて感じています」とおっしゃってくださいました。
室内の至る所に手作りの作品がおかれていました、手と手でつながるナルシマのポリシーに共鳴いただいて嬉しいです
S様の家づくりはこれからも続いていきます、ナルシマは寄り添っていつまでもつながっています