工務店で家を建てる楽しさ、それは自分の夢をつくり手と一緒に形にできること。大空間にしたいとか、天井は高い方がいいとか、子どもが自由に遊べる家にしたいとか、思い描くイメージは人それぞれ。使う素材も、欲しいものがあればナルシマが探してきます。家族みんなで家づくりに参加したい、という願いさえ叶えることができるんです。やりたいことがたくさんあるほど、家づくりは楽しくなるもの。一棟一棟手づくりだからこそ、たくさんの夢を詰め込んだ「喜びを一つにする家」が完成します。3人家族とワンちゃんが元気に暮らすY様の家づくりには、そんな楽しさがあふれています。
Y様の家づくりには、奥様のアイデアがふんだんに活かされています。「小さな部屋をつくらず大空間にしたかったのと、動きやすい動線にしたいというのが一番にありました」とおっしゃる奥様。土地にゆとりがあったため、平屋にしたいという思いもあり、リビングから主寝室、バスルームもすべて1階に。来年小学校に上がるお子様のスペースのみ2階に設けられています。外から見ると、角度によっては本当に平屋と見間違うほど。
玄関側から見ると平屋の建物に見えます。
玄関から室内に入ると扉はなく、玄関わきの壁に貼られた大谷石と正面に見える圧迫感のない目隠しの小壁、ムク材の床や梁と調和する色合いが上質な雰囲気を醸し出しています。Y様が素材感や質感の違いを楽しみたいということでこだわった部分です。
この小壁は家族3人で塗装したもの。ネイル・アーティストであり実家が塗装店である奥様のセンスと色へのこだわりが十二分に発揮されました。グラフテクトのキッチンの色に合うようにポーターズペイントの塗料をセレクト。
「設計担当の大敬社長に相談して、やりたいことを全部やってみました。初めての家づくりでしたが、本当に楽しかったです」と喜んでおられます。
キッチン側に向かって高くなった天井が、リビング・ダイニングをさらにのびのびと、広く見せてくれます。一室大空間であるためどこにいても家族の気配を感じることができる安心感。
広いキッチン・ダイニングとつながったリビングで、毎日の料理も楽しく家族団らんの時間が一段と至福の時間になっととのこと。外のレストランで食事するよりも居心地がよく素敵な空間になったことで外食する機会も減ったそうです。
ご入居されたのは昨年の8月上旬、猛暑のピークでした。 Y様邸の冷暖房設備は1階と2階に付けたエアコン2台のみ。「正直言ってちょっと不安でしたが、全然問題ありませんでした」と笑うご主人。冬も想像以上に暖かく「夏は2階の1台、冬は1階の1台で十分快適。2台同時に使ったことはないですね。これが高気密・高断熱の家なんだと納得しました」と奥様もうなずきます。
将来を考えてお子様のスペースを2階に。今はほとんどの時間を家族一緒に過ごしています。
1回億の寝室スペースもオープンで明るい空間となっています。
土地にゆとりがあったため、平屋にしたいという思いもあり、リビングから主寝室、バスルームもすべて1階に。トイレや浴室以外は扉がないという解放感いっぱいの空間になりました。洗面室の正面の壁もY様自らでポーターズペーントで塗装されました。
まわりのさつまいも畑と夕景が額縁のように映える小窓をバックにまどろむチャーリー君。
奥様は室内の快適な空間づくりだけではなく、庭づくりにもはまっているそうで「やってみると時間を忘れてしまいます。少しずつ植栽を増やしていきたい」とおっしゃられます。家づくりの楽しみはまだまだ続きそうです。