『新鮮野菜工房』を営むE様邸。家の中央、エントランスの屋根が印象的。
ポン、ポン、とリズミカルに並んだゴールドクレストが、「Welcome!」とドアへ誘ってくれているようです。美味しいと評判の野菜たちの中でも、見た目にも瑞々しく輝くトマトが一番の自慢。真っ赤なトマトのように、家族の笑顔が弾ける「トマトマの家」。
『新鮮野菜工房』を営むE様邸。家の中央、エントランスの屋根が印象的。
ポン、ポン、とリズミカルに並んだゴールドクレストが、「Welcome!」とドアへ誘ってくれているようです。美味しいと評判の野菜たちの中でも、見た目にも瑞々しく輝くトマトが一番の自慢。真っ赤なトマトのように、家族の笑顔が弾ける「トマトマの家」。
日当たり抜群の立地。中央の玄関ドアの左壁面全体に整然と並んだ窓が、たっぷりの陽ざしに輝きます。大きめにとったポーチの屋根と、季節ごとの小さな花たちが可愛らしい表情を作り出しています。
年に一度、住まい工房ナルシマではお客様大感謝祭を行っています。毎回E様にお願いして、丹精込めたトマトを始めとする自家製野菜を出店し、感謝祭を盛り上げていただいています。「普段から地域に馴染んだナルシマさんの感謝祭は、とっても和やかなイベントで、大勢の地域の方々とのふれあいを楽しみしているんですよ」とE様。
お父様から受け継がれている自慢のトマトは、ご近所で大評判の人気商品、並べた途端、次々に売れていきます。
見た目にも瑞々しいトマトたち。出荷前には、広い縁側スペースで、娘さんもトマトの選別をお手伝い。感謝祭では、可愛いトマトにぴったりの、看板娘もつとめてくれます。「庭仕事で疲れたら寝そべることも出来るんですよ」という縁側は、2階のバルコニーを屋根に、ウッドの角材を敷き詰めて作ったウッドデッキ風な作りのくつろぎの場です。
玄関の壁面には十分な収納力のシューズボックス。すっきりと反対側の窓まで見通せるので、自然光が入り、圧迫感はありません。「玄関をいつでもさっぱりさせておきたかったので、とにかく収納力が欲しくて。でも収納棚によって狭く感じるようだと意味がなくなっちゃう。一息に見通せる間取りで、解決できました」と奥様。
玄関からフラットに一続きのダイニング。反対側の奥にある明り採りの窓から、階段下のホールを通って、家族が集まるテーブルにまで太陽の光を届けます。
ダイニングには、一枚板の木目が美しい大テーブル。採れたての野菜が良く似合います。並んだ四角形の窓からは光と風を感じられ、広々と爽やかな空間に。キッチンとテーブルで、母娘の会話も弾みます。
壁面には、腰までの高さに棚をあつらえて収納スペースを確保し、玄関同様にダイニングもすっきりと保つことができます。
2階、吹き抜けの上のワークスペースは、家族の共有。
L字型に広くデスクをしつらえましたが、「三人で思い思いに使えるからって広くしたのに、結局娘の両側に私たちが寄っていっちゃって。いつもひとかたまりになってますよ」と笑うご主人。そんなワークスペースで娘さんが描いた絵手紙の作品を見せていただきました。
こんな可愛い絵手紙を孫から送られたら、おじいちゃんもおばあちゃんも大感激ですね!
家の中央の玄関から、左側にはリビング。額縁のように並んだ窓と、斜め天井が開放的な広がりを感じさせます。一角には神棚を設けて、仏壇を置ける畳のコーナーも作りました。「フロアリングと違和感なくつながっているところがとても気に入ってます」と奥様。
2階の階段と廊下、シンプルな白壁には、床の木目と天井の木を格子に組んだ構造が映えます。出来るだけ段差をなくした、やさしい作りにしています。
2階からリビングを見下ろすと、家じゅうがひとつながりの大空間のよう。優れた断熱性能のナルシマの家では、たっぷりの窓と吹き抜けのデザインを採用してもなお、夏の涼しさ、冬の暖かさを快適に確保できます。
季節を感じられる陽光が降り注ぐリビングは、みんなのお気に入りの場所。
明るく伸びやかなこの空間で、これからどんな物語が繰り広げられていくのでしょう。輝くトマトのように、家族の笑顔が弾けるE様邸です。