柿色の塗り壁と濃い茶色の木、庭の緑がどこか懐かしい落ち着いた佇まいのI様邸。洗面所までの導線を考えて広く取った玄関から、元気いっぱいのお子様たちの「ただいまー!」の声が響きます。外でたくさん遊んできたはずなのに、間仕切りのないリビングでも、油断すると運動会が…。いつも家族の笑顔が絶えない、成長する家族の家です。
柿色の塗り壁と濃い茶色の柱、芝の緑がどこか懐かしい、落ち着いた佇まいのI様邸。玄関は十分に広く取り、洗面所までのスムーズな動線を確保。元気いっぱいのお子様たちの「ただいまー!」の声が響きます。外でたくさん遊んできたはずなのに、間仕切りがなく開放的なリビングでも、油断すると運動会が…。いつも家族の笑顔が絶えない、成長する家族の家です。
「玄関は、初めて訪れたときにその家の印象をほとんど決めてしまうと思っていたので、新築するなら、いつもきれいに維持できる玄関にしたい、と考えていました。」とI様ご夫婦。
そんな思いを実現して収納をたっぷり取った玄関をはじめ、この家にはお子様たちと伸び伸び暮らせる工夫がいっぱい。
ダイニングの掃きだし窓の外に設けられた木製のベンチは、棟梁が茶屋の休憩処をイメージして作りました。
玄関横の納戸の前のエアコン室外機の木製の囲いは、ベンチの余った材料でご主人がつくられたもの。「次々にいろんなものを作り出す棟梁に刺激されて、自分も何か作ってみたくなったんです」とご主人。木製なら、庭に違和感なく馴染みます。素敵なアイデアですね。玄関前には大屋根の軒が一軒幅せり出していて、雨の日もベンチやポーチが濡れずにすみます。
玄関を入ると、いわゆる玄関収納はすぐには配置せず、引き戸を挟んだその奥に大きな収納を設置しました。ご夫婦と3人のお子様の靴等が安心して収納できます。玄関から直線で、自転車も難なく数台収納可能。手前側から洗面所へと回廊でき、「外で汚してきた手を洗ってから部屋に入ってもらえるので、ストレスが減りました」と奥様は笑って話されます。
1階は、リビングと和ルームに畳を敷き、キッチンダイニングまで段差なくフラットにつながるオープンな空間に。「一続きで間仕切りがないので、実際よりも広く感じるんです。入居した当日から子どもたちと、主人まで一緒にはしゃいで、床から和室の畳まで転げまわっていました」と奥様。一年中、暖かく快適な床ですから、ついつい転げたくなる気持ち、わかります。冬でも裸足でかけ回れるのがナルシマのエコハイブリッド断熱の床です。
ダイニングもお子様たちのお気に入りの場所。壁際の長いカウンターデスクと2m以上ある大きな無垢の長テーブルは、棟梁の手づくり。大好きな棟梁のつくった温かみのある家具は、お子様たちにもその良さが理解されているようです。
ダイニングの上に吹抜けがあり、2階のお子様の勉強場所につながります。1階はフラットなので、家中どこにいても気配を感じられます。キッチンでお料理する奥様に、きょうだいの笑い声も、仲良くケンカする声も心地よく届きます。
キッチンはマホガニーのクラシックな木製キッチン。手前の扉が出入り口です。扉を閉めれば、リビングを通るお客さまからの視線を遮り、スッキリとした空間に。広めのキッチンは、将来、お子様たちがお料理を手伝うようになって家族全員が入っても大丈夫なほど。にぎやかなI様邸ならではのキッチンです。
2階には、ダイニングの上の吹抜けを囲むようにお子様たちの勉強デスクが配置されています。こちらももちろん棟梁の手づくり、お子様たちの自慢の品です。「シンプルで、収納力もあって、もちろん家にぴったりと馴染むので、当分は勉強机ですけど、いつまでも、思い出のしみ込んだ家具として大切に長く使うつもりです」とご夫妻は口を揃えます。
お子様たちの一番の悩みは、今日はどこで勉強しようか、どこで遊ぼうか、迷ってしまうことかもしれません。
そんなI様ご家族を暖かく包み込む大屋根の、成長する家です。